メーカー:東京マルイ
全長:500 / 718 mm(ストック展開時)
銃身長:247 mm
重量:2,850 g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数:50 発
コネクター:ミニ
動力源:ニッケル水素 8.4V ミニバッテリー ※別売
(ハンドガード内収納)
●可変ホップアップシステム 搭載
●フルオート(連発)/ セミオート(単発)切替式
ドイツ軍制式採用の究極のCQBウェポン
G36シリーズは、発射メカニズムなどの機関部をのぞくほとんどの部品が強化プラスチックで構成され、銃としてはおどろくほどの軽さを実現しています。東京マルイでは、G36シリーズの中でも近接戦闘用にカスタムされたG36Cを電動ガンとしてモデルアップ。本物は一般市民の所持がみとめられていませんが、独自ルートによって綿密な取材と採寸を行い、スタイルやディテールをリアルに再現しました。
コンパクトで軽量なボディに、各種オプションパーツを搭載するためのマウントレイルを設置した電動ガンG36CのCQBスタイルは、サバイバルゲームにおいても強力なアドバンテージを発揮することでしょう。
≪主な特徴≫
■リアルなディテールと重量感:大部分に樹脂素材を使用し、ディテールの再現はもちろん、マガジン(未装弾)装着時の重量も限りなく本物に近くなっています。また、金属製のインナーフレームによってエアソフトガンに必要な剛性も備えています。
■マウントレイル標準装備:本体上面のロングマウントレールや、ハンドガード下部のアンダーマウントレールには、ドットサイトやフォアグリップなど20mm幅のレイルに対応したオプションが装着可能です。
■フォールディング・ストック:ボディ側面に折りたたむことができるストックは、本物と同じロックメカニズムを採用しています。ストック後部にはすべりにくいラバーバットプレートを装備し、構えた時に本体をしっかりホールドすることができます。
■各種マズルオプションに対応:フラッシュハイダーを取り外せば、サイレンサーなど14mm逆ネジ仕様のマズルオプションを取り付けることができます。
■調整可能なリアサイト:中央の穴でねらうピープタイプのリアサイトは、穴の大きさをワンタッチで切り替えられます。また、付属のレンチで上下左右の細かい調整が可能です。
■リアルなシースルーマガジン:装弾数50発、内部の5.56mm×45弾を再現したマガジン。側面のジョイント部分を利用して複数のマガジンをつなげることが可能です。
【実銃より】
冷戦さなかの1970年代、事実上の最前線であった西ドイツは、当時の軍主力火器であった7.62mm×51NATO弾のG3に替わる後継銃として開発していたG11に様々な問題が露呈したことで期待外れに終わり、冷戦終結後、東西ドイツが統一され、NATO規格が7.62mm×51弾から5.56mm×45弾へ更新されてからもG3を使い続けていたドイツ連邦軍は、共同作戦時にフランスのFAMASを使うことを余儀なくされるなど、早急にG3に替わる後継銃を必要としていた。
これに対しH&K社は、散々な評価を受けたG11の汚名返上の為に、突飛な技術は極力抑え、既存技術のみで信頼性の高い突撃銃「HK50」を開発。これを連邦軍が1996年に「G36」の名前で制式採用した。
G36はそれまでのH&K社製銃とは一線を画し、機関構造をH&Kが固執していたローラーロッキングによるディレイドブローバックから、現在の主流であるシンプルなターンボルトロッキングとガスオペレーションにを採用。フレームはプラスチックを多用して軽量化に努めている。また、マガジンも残弾数を確認しやすい半透明のプラスチック製とし、ケースと一体成型のラッチを設けてクリップが無くてもマガジン同士の連結を可能としている。
耐水性も10分程度なら水に浸しても作動に問題なく、耐用試験では30分でも動作に問題は無かった。キャリングハンドル部は、光学サイト内蔵のものと上面をマウントレールとしたタイプが用意され、いずれにも必要に応じてナイトビジョンサイト等が装着可能となっている。
生産性も高く、安定した精度を維持しつつも「ジャミングを死語にした」と云われるほど動作不良のない、シンプルながら優れた性能を持つ完成度の高い突撃銃として本日に至る。
通常型であるG36(輸出モデルはG36E)の他、銃身を短くしたG36K(クルツ)、さらに短くしたG36C(コンパクト)、バイポッドを装備しドラムマガジンにも対応した軽機関銃版のMG36、スポーターモデルとしてアメリカの法規制に合わせたサムホールストックのSL8がある。 現在G36はドイツ連邦軍のみならず、対テロ専門部隊であるGSG9を含む国境警備隊にも配備されている。また国外では、スペイン軍やフランス国家警察のRAIDやGIPN、イギリス警察などが制式採用し、イラク派遣やPKO/PKF、対テロ作戦や凶悪犯逮捕作戦などの際に実戦投入されている。アメリカでも一部ではあるが、SWATにMP5に替わる突入用装備として配備されているようである。