メーカー:東京マルイ
全長:609 mm
銃身長:230 mm
重量:2,000 g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数:50 発
コネクター:ミニ
動力源:ニッケル水素 8.4V ミニSバッテリー ※別売
(ハンドガード内収納)
●可変ホップアップシステム 搭載
●フルオート(連発)/ セミオート(単発)切替式
ノイズサプレッサーとリトラクタブル・ストックを装備したMP5
数多くのバリエーションをもつMP5に1978年から新たに追加されたモデルが、サプレッサーを装備したSD5とSD6です。サプレッサーとは発射音をおさえるマズルアクセサリーで、夜間やシークレット・オペレーションなど相手にさとられずすばやく行動しなければならない場合に必要不可欠といえます。
東京マルイでは特殊部隊用として各国に採用されているこのMP5 SD6を、アメリカ海軍特殊部隊SEALs(シールズ)採用バージョンでラインナップ。エアソフトガン用として実際に減音効果のあるサプレッサーと、リトラクタブル(伸縮)・ストックを装備。他のMP5モデルにはない迫力と機能美を再現しています。
≪主な特徴≫
■シンプルな操作性:わずかな訓練で使いこなすことができるというMP5の操作性は、エアソフトガンでも体感することができます。セレクターやトリガー、マガジンチェンジなどの基本操作を直感的に行なえるのがミリョクです。
■ノイズサプレッサー標準装備:内部に特殊な吸音材を使用したサプレッサーを搭載し、エアソフトガンの発射音をおさえることができます。
■リトラクタブル・ストック:ストックはレバー操作ひとつで伸縮でき、ストックを収納すれば狭い場所でも取り回しのよいサイズになります。本体両サイドを挟み込むようストックの支柱を金属製にしたことで、ストックをのばした時の剛性も確保しています。
■アジャスタブル・リアサイト:金属製のリアサイトはドライバーで左右を調整でき、円形のパーツを回転させることで穴のサイズを4段階に切替えることができます。
■ホップ調整も簡単:ハンドガード左上のレバーを操作するだけで、簡単にホップのかかり具合を調整することができます。
■プレス仕上げのリアルなマガジン:装弾数50発、本物同様のスチールプレス製のアウターケースを採用したマガジンが付属します。
【実銃より】
H&K社が、1974年頃に開発した特殊作戦用短機関銃。同社のMP5に、銃身と一体化したサウンドサプレッサーを設けている。SDとはSchalldämpfer(シャルデンプファー。独語で"消音装置")の略。
大型の一体型サプレッサーで発砲音を減少させると共に、内蔵の銃身部に設けた幾つものベント穴で腔圧を落とし、本来超音速で飛ぶ9mmx19弾を亜音速弾として発射することができる。異様な見た目とは裏腹に、発射音やマズルフラッシュの軽減効果はかなりのもの。15メートル離れると、ボルトの前後音しか聞こえないという。
世界各国の軍・警察特殊部隊に制式採用され、アジアでは韓国のKP-SWAT(韓国国家警察・特攻隊)、インド陸軍やMARCOS(インド海軍陸戦隊)、マレーシア王室警備隊などが装備しており、自衛隊も陸上自衛隊の特殊作戦群と海上自衛隊の特別警備隊(SBU)が採用していると言われている。
その一方で30年以上も前の設計ということもあり、当時最高の性能を誇ったサプレッサーの付加価値の低下が指摘されている。又、MP5の特徴であるローラーロッキングシステムは減音効果を高めるものの、構造が複雑なため、サプレッサーによって溜まった発砲ガスによる汚れに起因する故障も多いという。
他にも、並みの短機関銃とは一線を画すMP5シリーズにあっても、構造的に弾丸を減速するSDモデルは命中精度の低下が著しいとの声もある。