メーカー:東京マルイ
全長:295 / 548 mm(ストック伸長時)
銃身長:131 mm
重量:1,400 g(バッテリー含まず)
装弾数:65 発
動力源:ニッケル水素 7.2V マイクロ500バッテリー
※別売
+ EX変換アダプター(本体付属)
●可変ホップアップシステム 搭載
●フルオート(連発)/セミオート(単発) 切替式
強烈な個性と高性能を宿した、小型サブマシンガンの先がけ
「最も信頼性の高いガン」と評され、20世紀を代表するサブマシンガン・マック10を、サプレッサーとハンドストラップの機能・実用性とともに再現しました。
とことん無駄をはぶいたインパクトのあるフォルム、そして金属の質感を思わせる表面のブラスト仕上げにより、マック10のもつ質実剛健なイメージを演出。そしてマック10に欠かせない2つのアクセサリーが、エアソフトガンであってもその効果を発揮します。
ホンモノ同様に静音、シンプル、フルオートと三拍子そろった傑作サブマシンガンの魅力をぜひ味わってください。
《主な特徴》
- ●コンパクトメカBOX:従来電動ガンの性能を小型のメカBOXに凝縮。命中精度や飛距離を保ったまま、よりコンパクトなモデルをラインナップできるようになりました。
●2つのアクセサリー:マック10に欠かせない大型のサウンドサプレッサーとハンドストラップが付属します。ハンドストラップは1970年代に作られたオリジナルの色合いや強度、織りや縫製にまでこだわって再現しました。
●リアルな可動ギミック:ストックは本物同様に伸縮や取り外しが可能になっています。また、ハンドルを回転させるボルトロック機構など、細かい部分にまでリアルさを追求しました。
●各種マズルオプションに対応:フラッシュハイダーを取り外せば、サイレンサーなど14mm逆ネジ仕様のマズルオプションを取り付けることができます。
●EX変換アダプター付属:EX変換アダプターによって、7.2Vマイクロ500バッテリーが使用可能。安全のために、セレクターをセフティ位置にしないとバッテリー交換ができない仕様になっています。
●スチールプレス製マガジン:装弾数65発、スチールプレス製のアウターシェル(外装カバー)を採用したリアルなマガジンです。
【実銃より】
1964年にゴードンB. イングラムによって設計された軍用短機関銃。
AAI(アキアゴ・アームズ・インダストリーズ)社で誕生したこの銃は、Sionics社で試作開発が行われ、1970年になってミリタリー・アーマーメント・コーポレーション(Military Armament Company:MAC)から製造・販売された。公式には「M10」が製品名であったが、一般的には「MAC10(マックテン)」或いは設計者の名をとって「イングラムMAC10」と呼ばれた。
その後、会社の倒産などで発売元を転々と変える運命となり、現在はM11と共にマスターピースアームズ(MasterPiece Arms)社やバルカンアーマメント(Vulcan Armament)社で生産されている。
作動はオープンボルト方式の単純なブローバック。ブロック形状のL型ボルトが角型断面の機関部に組み込まれており、ほとんどの部品がスチール板をプレス加工して成型されている。このため非常に生産性に優れ、構造も単純なために堅牢である。また、フルオートでの連射サイクルが非常に速く、32連マガジンが1.5秒で空になるほどで、熟練者でなければ制御するのは難しいといわれている。
サプレッサーを装着することを前提としているため、最初から銃口にネジが切られており、サプレッサーは銃声を抑えるためだけでなく、添え手で保持してフォアエンドがわりの役目も果たしている。
開発された当時、西側にはこのクラスの小型SMGはほとんどなく、アメリカ、イスラエルなどの特殊部隊でも少数ながら採用されていた。構造も頑丈で、1970年代にアメリカ海軍特殊部隊SEALに納入された製品が、1991年の湾岸戦争で使用された例もあったという。
なお、.45ACPモデルのマガジンはM3グリースガンと互換性がある。また、イギリスのS.F.Firearmsが生産していたモデルのマガジンはウージーと互換性がある。