メーカー:東京マルイ
全長:393 / 629 mm(ストック展開時)
銃身長:141 mm
重量:1,980 g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数:28 発
コネクター:ミニ
動力源:ニッケル水素 8.4V AKバッテリー ※別売
(フレーム内収納)
●可変ホップアップシステム 搭載
●フルオート(連発)/ セミオート(単発)切替式
MP5クルツに安定性を付与したコンパクトモデル
アメリカ海軍特殊部隊SEALs(シールズ)の要請によって開発したMP5クルツ PDWには、MP5クルツをベースとして様々な実戦的アイデアが盛りこまれています。専門的な訓練を受けずに操作でき、ごく限られたスペースにも収納できるコンパクトさ、そしてすぐに応戦体勢がとれることを第一にH&K社のこだわりが追求されたモデルです。
東京マルイでも電動ガンMP5クルツをベースにPDW(パーソナル・ディフェンス・ウェポン)モデルを完全再現。脱着可能なフラッシュハイダーや折りたたみ式ストックを備え、バレル長の変更に伴うメカBOXのセッティングを施した、ゲームでの実用性の高い1挺となっています。
≪主な特徴≫
■シンプルな操作性:わずかな訓練で使いこなすことができるというMP5の操作性は、エアソフトガンでも体感することができます。セレクターやトリガー、マガジンチェンジなどの基本操作を直感的に行なえるのがミリョクです。
■ハンドガード一体型フォアグリップ:マガジン前方のフォアグリップも忠実に再現。ストックが無くても安定した発射が可能です。また、銃口下のシールドによって、手が銃口側へはみ出すこともありません。
■サイドスイング・ストック:本体の右側面に折りたたむことができる、折りたたみ式のストックを採用。頑丈なロックメカニズムによって、ストック展開時にもガタつきやゆがみなく構えることが可能です。
■アジャスタブル・リアサイト:金属製のリアサイトはドライバーで左右を調整でき、円形のパーツを回転させることで切り欠きのサイズを4段階に切替えることができます。
■ショートマガジン付属:装弾数28発、本物同様のスチールプレス製のアウターケースを採用したマガジンは、実物15連マガジンを再現したショートサイズです。
【実銃より】
高性能で有名な短機関銃であるMP5の小型版。"K"は「Kurz(ドイツ語で「短い」の意)」の"K"。
要人護衛で襲撃を受けた際、迅速に反撃を行い、その場を離脱する為のカウンターパンチ・ウエポンとして開発された。小型化に伴い発射速度もMP5より上昇している。他のフルサイズ短機関銃に劣らぬ命中精度を持ちながら取り回しも容易なので、要人警護に限らずあらゆる目的で使用されている。
固定用の折り畳みストックを追加したPDW型はH&K-USA支社が開発した物で、後に本家ドイツでもUMPタイプのストックに換装した物が製造されるようになり、SWATなどの特殊部隊がよく使用している(ちなみにMP7の旧称も『PDW』だが、本銃とは何ら関係はない)。
また、そのコンシールド性と信頼性から、要人警護用としてアタッシェケースに収まるように改造され、その状態で発砲もできる『コッファー』が存在する。ローラーロッキングシステムによる反動の軽さにケース自体の重みも相まって制御も容易だが、肘と手首だけで照準を定めなければならないのでMP5の持ち味である本来の命中率は発揮できない。その上アタッシェケースに入れるというコンセプト上、狙いをつけることが不可能な為(レーザーサイトは可能だが)、曳光弾(トレーサー)を使って射撃をする。
本銃を護身用火器として装備するアメリカ第160特殊作戦航空連隊のヘリ搭乗員達からは、形状が似ている事から「スキニーホッパーズ(皮下注射器)」の愛称で呼ばれている。
なお日本では、2007年に東京都町田市で発生した立て篭もり事件に出動した警視庁捜査一課特殊捜査班(SIT)が、PDW型を装備している事が確認されている。