メーカー:KSC
全長:248 mm
重量:1,200 g
材質:HW樹脂
装弾数:32+1発
動力源:HFC134a
●発射モード:セミ/フルオート/3バースト
【ヘヴィウェイト製品について】
重量を増すために混入されている金属粉により、質感が均一でなく
部分的なムラを生じます。あらかじめご了承ください。
KSC-M93Rシリーズの上級グレードに待望のHWバージョンが登場。
鋭角なフォアグリップや突き出たマガジンなどシャープな金属感に溢れるM93Rに、へヴィウェイト樹脂特有の冷たい質感と、実銃と同じ約1.2kgの重量感が加わってリアリティが倍増。
さらに重量級のスライドがシステム7エンジンで高速駆動され、まさにパーフェクトなセミ/フル&バーストショットが完成しました。
高精度な新型チェンバーにより弾幕・集弾性とも抜群の仕上がりです。
【実銃より】
ベレッタ社がイタリア政府からの要請で、短機関銃などで武装したテロ集団に対抗するため、92に改良を加えて1977年頃に開発した機関拳銃。名称の後ろに付けられた「R」とは、イタリア語でバーストを意味する「Raffica」を指している。
自動拳銃でありながら、フレーム側に設けられたセイフティ兼用セレクターで、セミオートと3点バースト射撃の切り替えが可能となっている。初期型と後期型の2種類が存在し、初期型はコンペンセイターとして、延長した銃身の上方に長方形のガスポート(ガス抜き穴)が6つ空けられているが、後期型は銃身の周囲に菱形の3つの穴となっている。後期型のガスポートは、むしろフラッシュハイダーの役目を重視したデザインとされている。
M1951Rでの教訓を活かし、制御が難しい上にすぐ弾切れになるフルオートではなく3点バーストになっている。トリガーガードの前部にあるのは、折り畳み式のフォアグリップで、3点バースト時の制御を容易にするためのもの。グリップに脱着式のリアストックを取り付ければさらにコントロールは容易で、短機関銃の代用としても使える。
身辺警護や特殊任務用の公用拳銃というその名目上、本来は市販されていない。が、需要あれば供給有り。何処からともなく流出し結構な数が出回っている。
映画『ロボコップ』で主人公であるロボコップが使用しているオート9は、本銃がベースのプロップガン。スクリーン上での見栄えを重視した派手なカスタムモデルで実在こそしないが、作品が公開されてから時間が経っているにもかかわらず、根強い人気がある。