メーカー:東京マルイ
全長:490 - 660 mm(ストック伸縮時)
銃身長:230 mm
重量:1,800 g(空マガジン、バッテリー含む)
装弾数:400 発
コネクター:ミニ
動力源:ニッケル水素 8.4V ミニSバッテリー ※別売
(ハンドガード内収納)
●ハイサイクルカスタム
●可変ホップアップシステム 搭載
●フルオート(連発)/ セミオート(単発)切替式
リトラクタブル・ストック仕様の、SEALsモデル
電動ガン スタンダードタイプのMP5A5をベースに、毎秒25発のフルオート発射を可能にしたハイサイクルカスタムが登場です。MP5A5の再現性はそのままに、内部メカニズムをハイサイクル発射専用として徹底的にカスタム。怒濤の連射速度を支える耐久性を実現しました。
コンパクトで取り回しが良く、機動力抜群ながら強力な連射速度をもつこのモデルは、サバイバルゲームのツールとして最強最良の仕様となっています。
≪主な特徴≫
■毎秒25発の超速連射を実現:ニッケル水素8.4VミニSバッテリーで、驚きの連射速度を実現。ハイサイクルの高速回転を支えるため、ピストンやギアなど各部に専用のカスタムを施し、国産最高級ベアリングを使用した専用のハンドメイドモーターを採用しています。
■シンプルな操作性:わずかな訓練で使いこなすことができるというMP5の操作性は、エアソフトガンでも体感することができます。セレクターやトリガー、マガジンチェンジなどの基本操作を直感的に行なえるのがミリョクです。
■各種マズルオプションに対応:バレルフロントカラーを取り外せば、サイレンサーなど14mm逆ネジ仕様のマズルオプションを取り付けることができます。
■リトラクタブル・ストック:ストックはレバー操作ひとつで伸縮が可能です。狭い場所でも取り回しのよい490mmから、しっかり構えてねらえる660mmへと全長が変化します。本体両サイドを挟み込むようストックの支柱を金属製にしたことで、ストックをのばした時の剛性も確保しています。
■アジャスタブル・リアサイト:金属製のリアサイトはドライバーで左右を調整でき、円形のパーツを回転させることで上下を4段階に調整可能です。
■ホップ調整も簡単:ハンドガード左上のレバーを操作するだけで、簡単にホップのかかり具合を調整することができます。
■ドラムマガジン付属:装弾数400発の大容量ドラムタイプマガジンが付属。ハイサイクルでもスムーズな給弾が行え、内部にはBB弾のぶつかり合う音を軽減する防音用ハニカム構造を採用しています。
【実銃より】
H&K社が1960年代に発表した短機関銃であり、同社製G3(HK31)のローラーロッキングシステムをそのままに短機関銃化したものである。ベースとなったG3同様のクローズドボルトの発火方式であるため、当時一般的だった短距離の瞬発的な面制圧を目的としたオープンボルト式の短機関銃とは一線を画す、目標に『当てる』事ができる命中精度を誇っている。
しかし、それまでの短機関銃に比べ、部品点数が多く構造も複雑であるために高価で整備性や信頼性に不安があり、発売当初のH&K社は大口の取引先となるドイツ軍への納入を断念。それに替わる納入先として西ドイツ警察や国境警備隊に配備され、その他にも極少数が輸出されるにとどまる。
1977年のルフトハンザ機ハイジャック事件において、MP5を装備したドイツのGSG9が事件を解決したことで一躍有名になり、続く1980年のイラン大使館占拠事件でこのMP5を装備するイギリスSASの映像が世界に公開され、その地位を不動の物とした。
現在は世界各国の軍・警察で採用され、SWATや対テロ部隊では標準的な突入用火器として現在も使用されている。日本でも90年代の終わり頃、海保の特殊部隊であるSSTがA5を、2002年のFIFAワールドカップの日韓同時開催に伴う警備強化を機に、警察庁がMP5E2(MP5F)をベースにした独自モデル(フラッシュハイダーを装備し、強装弾に対応。俗称 MP5J)を導入している模様。現在のH&K社では、受注規模の大小に関わらず、新規のオーダーに関しては従来の基本仕様であったA5ではなく、MP5E2型を勧める傾向がある。
軍用としては、高性能ではあるが高価なうえに低威力な短機関銃でしかないため、採用例は決して多くない。ただ、G3とメンテナンスや生産ラインを共用できるため、ノルウェーやイラン、トルコ、パキスタンなどのG3採用国の一部では、一般兵向けにも支給されている。イランやパキスタンなどでライセンス生産されている製品は独自に輸出もされており、パキスタン製などは安価なこともあって、本家MP5の『替え玉』として映画のプロップガンに使われることもある。
派手さを求めがちなハリウッド映画ではフルオート射撃ばかりが使われるが、本来は正確なセミオートやバースト射撃を旨とする“簡易狙撃銃的な位置づけ”であり、フルオートは使われないことが多い。特にSWATなどのような警察特殊部隊では誤射や跳弾による周辺被害を嫌うのでセミオートが基本である。